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介護ベッド(特殊寝台)

【介護ベッドとは】2023.12.12(火)


みなさん、こんにちは!

くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。

高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付け&おそうじのプロです。


今回のお客様は、以前購入された介護ベッドが古くなり故障したので、新しく介護ベッド(特殊寝台)をレンタルする為に「古くなった介護ベッドの処分と、ついでに環境を整備する為の片付け」というご依頼でした。


という訳で、介護ベッドについてのお話です。


介護ベッドとは介護される人と介護する人の負担を軽くしてくれるベッドで、自ら体を起こせない人や起き上がりに難がある人の手助けをしてくれます。


様々なタイプがありますが、特に電動タイプはベッドの角度を変更するだけで上半身を起こすことが出来るので、介護する人にとってもサポート作業が簡単になるので、大きなメリットがある介護用品です。



介護ベッドを利用するには


①自費で購入する

介護ベッドを長期間使用することが分かっている場合や、新品にこだわる場合は自費での購入を選ばれるケースもありますが、いずれにしても高額商品ですので、購入するよりまずレンタルで試してから実際に購入を検討することをおすすめします。


※介護保険で介護ベッドの購入はできません

レンタルできるのであれば、購入にも介護保険が利用できるのでは、というイメージがあるかもしれませんが、購入については全額自費での対応が必要となります。


②介護保険でレンタルする

一定の介護度以上の介護認定を受けている方であれば、介護保険を利用して介護ベッドをレンタルすることが出来ます。

種類によっては月額1,000円程度の出費で済むこともあるので、介護保険を利用することをおすすめします。


介護ベッドの種類や所得によって自己負担額は変わってくるので、レンタルしたい場合は担当のケアマネジャーさんに相談してみましょう。


③自費でレンタルする

介護認定を受けていない方やケガなどで一時的に介護ベッドを利用したい方などは、自費レンタルすることも出来ます。

レンタルであれば、症状や容態の変化があった場合でも介護される側の状態の変化に応じて、柔軟に対応できるのが特徴です。



介護ベッドを利用するメリット


①ベッドから立ち上がりやすい

介護される側が一人で立ち上がることが出来る、ということは介護ベッドを利用する上で最大のメリットと言えます。

自立度が高く自分で歩ける人でも、ベッドから起きて立ち上がるのに苦労する人は多いのですから、介助がなくてもベッドから移動できることは介護生活において大きな影響を及ぼすと言ってもよいでしょうね。


②褥瘡(床ずれ)を防ぐ

褥瘡(床ずれ)とは、寝たきりの方に多く見られる症状で、体重で常に圧迫されている部分の血流が悪くなると、皮膚の赤みやただれ、傷を出来てしまうことがあります。

大きな原因としては血流の悪化です。

寝たきりの方は自分で体を動かせないため、定期的に寝返りを打たせてもらう必要がありますが、背上げ・脚上げ機能が付いた介護ベッドなら、介護者がわざわざ寝返りを打たせなくても血流の悪化を防げぐことが出来ます。


③介助時の負担を減る

介助する側は介助する際に無理な姿勢を取ることも多く、力仕事も増えるため体に大きな負担が掛かりますが、介護ベッドなら楽な姿勢を取って介助でき、体の負担も軽減できます。

介護ベッドを活用すれば、介護者の身体的負担の軽減につながります。




最近の「介護環境整理」の傾向


一時期はあちこちで爆発的に介護施設が建設され「年を取ったら施設に入居」という考え方がスタンダード、とも言える傾向がよく見られましたが、最近では、介護必要になったとは言え施設へ行くよりも住み慣れた我が家に居たいという方やご家族も多く「在宅介護」を選ばれるご家庭も多く見られます。

ただ、在宅介護となると介護をする家族に大きな負担が掛かってしまうのも事実です。

介護ベッドを取り入れることで介護する側である家族の肉体的負担が軽減されることで心のゆとりにもつながる、という介護ベッドの有益性がある程度定着しつつあるのか、最近では「自宅に介護ベッドを設置したいので部屋を片付けて欲しい」というご依頼が本当に増えています。


高齢者の方やそのご家族にとって、制度や用具などを上手に利用しながら、住み慣れた我が家で「自分らしく生きる」ことを真剣に考えることは、人生において大変重要なことと、私たちは考えています。


ご利用ありがとうございました!!


★介護環境を整えるお片付け★

介護を受けなくて済むように、また介護を受けながらでも、それ以上介護度が上がらないよう、自立度が維持出来るように、そんな「住環境を整える」サポートをさせていただきます。


☆生活動線でつまづかないようにする

☆手すりの代わりになるような、家具の配置換え

☆寝起きの際の転倒を防止するため、介護ベッドを設置するスペースを作る

☆ヘルパーさんが使う物を「使いやすい」よう整理収納する

☆自分で出せない不用品を定期的に家から出す


<週1回1日2時間>など定期的にお伺いし、見守りにも役立つそんなサービスです!!

是非お問合せ下さい\(^o^)/



☆株式会社くらすむーぶ☆


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