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施設退居

更新日:2021年12月21日

【家財整理】 こんにちは! くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。 高齢者の方々とそのご家族のための、お片付けのプロです。 今回は、10年以上も前からご利用いただいている施設からのご紹介です。 ご依頼主はこの施設→ケアハウスに20年以上前から入居されており、今年に入って高齢の為(99歳!)介護度が上がり(要介護4)、この施設(一般型)では暮せなくなったので「部屋の荷物を整理したい」というご家族からのご依頼でした。 ケアハウス ケアハウスとは、社会福祉法人や地方自治体、民間事業者などによって運営される福祉施設で、軽費老人ホームの一種であり「軽費老人ホームC型」とも呼ばれています。 以前はそれぞれサービス内容が少しずつ異なるA型・B型・C型と分けられていましたが、ケアハウスの存在意義が社会的に高まり、現在ではA・B型の改築や経費老人ホームの新設の際はケアハウスに統一されるようになっています。 そのケアハウスには、家庭での生活が困難な60歳以上の高齢者で、その人の生活に応じた生活支援サービスや介護サービスを利用すればある程度自立した生活が維持できる低所得者向けの施設です。 低料金で食事や洗濯などの介護サービスが受けられます。 ケアハウスには、「一般(自立)型」と「介護型」の2種類があります。 一般(自立)型ケアハウス 一般(自立)型ケアハウスは、家族による援助を受けることが難しく、自立した生活に不安のある60歳以上(夫婦の場合、どちらか一方が60歳以上)の方が利用できる施設です。受けられるサービスは、食事、掃除・洗濯等の生活支援、緊急時の対応などです。介護保険上は「居宅→住んでいる家」として扱われるので、介護サービスを利用する場合は、外部事業者との契約となります。 介護型ケアハウス 介護型ケアハウスは、65歳以上で要介護度1以上の高齢者を対象としています。特定施設入居者生活介護の指定を受けている施設であり、食事・生活援助サービスだけでなく、特定施設入居者生活介護サービス(入浴、排泄、機能訓練、療養上のお世話等)を行うことができる施設です。認知症や看取りの対応をしているところもあり、介護度が上がっても退去する必要はなく、長く住み続けられます。 今回のご利用者様には昨年「部屋の片付け」で一度お会いしていたのですが、「この半年でずいぶん介護度が上がってしまって・・」とのお話でした。 「ある程度自立した」生活というと、逆に言えば「部屋の中では自由」です。 自由という事は、夜更かしもするし、食事もきちんと摂っていなかったりもする・・ 今回はこの事がご利用者様の介護度が上がる原因になったようです(汗) 今は、特養(特別養護老人ホーム)に入居待ちの状態で、その施設のショートスティを利用されているとの事でしたが、規則正しい生活を続けている為か「少し自分で歩きだしている」と連絡があったそうです(笑) ※現在はコロナ禍の為、ご家族も面会出来ていません 今回、私たちがすすめる「これからの暮らし方」を改めて考えさせられる現場でした。 作業は、滞りなくご利用者のみなさんの昼食時間までに完了出来ました。 ご利用ありがとうございました!



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