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介護環境

更新日:2021年12月21日

みなさん、こんにちは!

くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。

高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。

今月も、以前から「お片付け」で定期訪問(月1回6カ月コース)させていただいているお宅に伺いました。


今回は、3カ月程前に自室で転倒・骨折し、入院されていたご主人が退院なさる、という事で、ご主人のお部屋の片付けのご依頼でした。


ご主人は数年前に脳梗塞(左)を患い、右半身に麻痺が残っています。

左脳は右の手足をコントロールするための指令を出しており、左脳に障害が起ると左脳と

 は反対の右の手足に片麻痺が残ります。


その為、ご主人の部屋には介護ベッドが設置されているのですが、介護ベッドの周りに置かれている物につまずいて転倒したというのです。


幸い、3カ月のリハビリを頑張ったお陰で、車いすではなく、杖をついての生活が可能になるまでに回復されたとのこと・・


今回退院されてからは、決して「床に置かれた物につまずいて転倒する」なんて事が起きないよう「高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロ」としてなんとかせねば!という思いです。


とにかく何日かかけて、ご主人が生活される範囲や動線の「介護環境」の改善から取り組むことになりました。


とは言え、ある程度の身の回りの事は「自立」の度合いが下がらないよう、自分でやって頂く必要があります。


奥様によると「着替え」は自分でやっている・・との事で、退院後はどこまでご自分で出来るのかはまだ分かりませんが、自分でパジャマの出し入れが出来るよう、そこら中に置かれていた衣類の片付けからスタートしました。





介護環境を改善する整理収納として、身体的に楽な方法としてひとつコツがあります。




取り出しやすく、しまい込まない




この辺りを考慮し、またご主人の左手が使いやすいことを考えて即席の押入れ収納を作りました。


このように、高齢者のご家庭、特に介護を受けられているご家庭は見た目の美しさよりも常に、「使いやすさ」を追求する必要があります。


そんな事を話ながら、奥様と一緒にご主人を迎える準備がスタートしました(*^^*)



☆みやたかみちよ公式サイト☆



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