実家じまい
- Michiyo Miyataka
- 2024年12月20日
- 読了時間: 4分
【家財整理】2024.12.16(月)
みなさん、こんにちは!
くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。
高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付け&おそうじのプロです。
今回は、以前から度々ご紹介いただいている地域のケアマネさんからご連絡をいただきました。
「お一人暮らしの高齢女性の認知所が進み、遠方に住んでいる娘さんの近所の施設に入居することになりました。お母様が引っ越された後のご自宅の片付けをしてくれる業者さんを娘さんが探しています」
娘さんがお仕事の長期休暇を取ってご実家に戻られ、いわゆる「実家じまい」をされるとの事でしたので、是非お手伝いさせていただくべく、お見積りに伺いました。

「結構、荷物あると思います・・」
ご実家というのは、子供さんの小さい頃の物からご家族みなさんの「思い出」や「証」が詰まった空間です。
たいていのご実家はそれらの物を大切に・・「そのまま」にしている(笑)ものです。
「思い出」の詰まったご実家を引き払わなければならない・・ご家族にとってはそれは淋しいものです。
そんな状況の中、滞在期間が限られている娘さんにはご実家の物をじっくり吟味する時間がありません。
それでも「全て処分する」のではなく、娘さんと一緒に仕訳をしながらの作業がスタートしました。
各部屋、場所などを事前にスタッフと一緒に「取り置きする物」の傾向を確認し、細かい確認作業が必要な場所はスタッフから簡単なレクチャーを受けた娘さんご自身が仕訳作業を担当されながら作業が進みました。
「これはどうですか?」「あれを確認してください」
こんなやり取りの連続でしたが、その内スタッフとも打ち解け、懐かしい物が出てきたらみんなで盛り上がり、ワイワイ笑いながらの作業となりました。
私たちにとっては日常の作業でも、娘さんにとっては大変な作業だったと思いますが「こうやって楽しく作業が出来ると思わなかった」というお言葉をいただきました。
核家族化が進んだ現代、次の世代が実家を継承するという事がなくなってしまいました。
自分の住まいは自分で構築する・・それが当たり前になるという事は、全ての人が「自分の物は自分で始末をする」という事が求められます。
ただ、現在はその過渡期にあり、今回のように親御さんの始末を子供さんが担うという場面に多く出会います。
様々な想いが交錯する中、少しでもその想いに寄り添い「笑って」その時間をお手伝い出来たらと切に思います。
この度はご利用いただき本当にありがとうございました。
これからも親子仲良く、お元気でいらしてくださいm(__)m
★お引越/施設入居された後のご自宅/ご実家のお片付け★
やむなくご実家などを引き払わなければならなくなった際、家財を一気に片付けるのではなく、ご家族と作業の方法を確認し、品物の由縁や想いを確認しながら仕訳のお手伝いをいたします。
★介護環境を整えるお片付け★
介護を受けなくて済むように、また介護を受けながらでもそれ以上介護度が進まないように、介護を受けることなっても自宅で暮らせるように、そんな「住環境を整える」サポートをさせていただきます。
☛生活動線でつまづかないようにする
☛手すりの代わりになるような、家具の配置換え
☛寝起きの際の転倒を防止するため、介護ベッドを設置するスペースを作る
☛ヘルパーさんが使う物を「使いやすい」よう整理収納する
☛自分で出せない不用品を定期的に家から出す
☛防災・減災も考えた環境づくり
<週1回1日2時間>など、定期的にお伺いし、見守りにも役立つそんなサービスです!!
是非お問合せ下さい\(^o^)/
☆株式会社くらすむーぶ☆
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