【介護のすきま】 みなさん、こんにちは! くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。 高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。
コロナ禍でなるべくステイホームを心掛けたGWでしたが、アッという間でした。 みなさんはどんな過ごし方をされましたか?
さて、GW中にお客様からのSOSがかかってきました。
以前「お引越後の片付け」でお伺いした方からだったのですが、「お父さん(主人)が転倒して骨折して入院した」ので、片付けの続きをして欲しい、とのことでした。
感染対策を行った上で、早速様子をうかがいに行きましたが・・
案の定、先日片付けた部屋は元通りに入れない状態になっていました(笑)
ただ、問題は他にありました。
よくよく事情を聞くと、旦那様の介護度が進むことを懸念してバリアフリーにリフォームされている公団へ引越して来たのは良いのですが、旦那さんの生活を中心に全てのものごとが進んでしまい、その後の奥様の生活は殆ど加味されていないまま新生活に突入しってしまったために「土地勘もない、友達もいない、頼る人がいない」と嘆かれていたのです。
そのことを旦那様の担当ケアマネに相談すると・・
「僕はお父さんの担当であって、あなたの担当ではないから僕に言わんといて」
確かに。確かにそうなんですが・・
ケアマネジャー(介護支援専門員)
今回の場合は片方のご意見しかうかがっていないので、何とも言い難いところではありますが、「近くに家電量販店がないか調べて欲しい」「お布団が干せないので、大型コインランドリーに持ち込みたいが自分では行けない」など、私に訴えて来られてる所からしてあまり相談に乗って貰えてないのかも知れません。
現場のケアマネさんは、利用者さんのためにケアプランを立てるのはもちろんなのですが、それと同時にご家族のフォローも大事な仕事のひとつではないのか・・なんてことを感じた現場となりました。
介護保険で出来ることとそうでないことの線引きが厳しく、してあげたくても出来ないことがよくあるとは聞きますが、そんな時でも、自費にはなりますが「こんなサービスがあるよ」と手を差し伸べることは出来ます。
私の活動の中でも、ケアマネさんとお話をさせて頂く際、ケアマネさんご自身の「引き出し」を増やすつもりで弊社とお付き合いいただけませんか、とお話しすることがよくあります。
弊社のサービスは、お片付けも含めて介護保険適用外サービスで、有償サービスです。 ですが、ケアマネさんが利用者さんの介護プランを立てる過程で必ず必要になってくる事があります。
そんな時にお役立ていただけるよう、広く知っていただきたい!と改めて思いました。
ちなみに、今回のお宅は「数カ月で元通り」の現状を知っていただいたので、定期的にお伺いすることになりました。
「久々におしゃべり出来たわ♪」
良かったです!
☆みやたかみちよ公式サイト☆ https://www.kurasumove-life.com
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