みなさん、こんにちは! くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。 高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。
久々の投稿となってしまいました
昨日は緊急事態宣言が空け、久々にセミナーとして登壇させていただきました。
今回のご依頼は、大阪市都島区にある「毛馬(けま)ゆうゆうクラブ」様からです。
「毛馬コーポ」は、1970年代築の地上11階建てマンションで、総戸数約200戸。 2021年現在、約430人が暮らしており、そのうち約半数の約200人が70歳以上。 独居高齢者世帯も40世帯近くとなり、近年増加傾向にあるとのことです。
そんな中、ある住人の女性が「2025年には後期高齢者が増えて大変なことになる。私はそのとき80歳を過ぎる。在宅医療が進むというけど、自分たちはどう暮らせばいいのか皆目わからない。これは少し勉強しなければ」と、まずは数人で遊びのグループをつくり、いざというとき助け合えるよう「明るく楽しく暮らせるマンションづくり」を目指して、住民同士が自主的に協力してスタートされました。
住民や専門職などからなる世話人会が中心となって、勉強会、サークル活動など、居場所や仕組みづくりに取り組んでおられます。 (この活動が評価され「第9回健康寿命をのばそう!アワード(介護予防・高齢者生活支援分野)厚生労働大臣賞 最優秀賞受賞」を受賞されました)
そういった活動の中の「在宅医療勉強会」カテゴリの一部として、今回「健康寿命をのばすお片付け」セミナーをお聞きいただくことになりました。
近年、世界最速のスピードで進む日本の高齢化を見据え、「いつまでも我が家で元気に暮らしたい」という事を実現する為、住民同士が自主的に勉強会などを開催する・・
しかも、緊急事態宣言が空けたとはいえ、いぜんコロナ禍である現状でこの活動を継続されるために、住民の方々はパソコンでオンライン参加出来るようにインフラを整えて・・ 要するに、平均年齢80歳に近い方々が、ご自宅でパソコンを開き、オンライン(ZOOM)で勉強会に参加されているのです!!
当然、昨日もハイブリッド開催(リアル参加とオンライン参加を同時に行う)となりました。
こんな先進的な活動をされている高齢者の方々がいるなんて・・
これは本当に衝撃的でした。
セミナーの中では、やはり、これからの自分達がおかれる環境がどうなるのか、それに合わせて自分達はどう取り組んでいけばよいのか、具体的なご質問をいただけました。
やはり私は、これからも、誰もが「いつまでも我が家で」を実現できるよう「お片付け」を通して活動していきたい!と強く思った1日となりました。
ご利用いただきありがとうございました。
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